今週のSGH

今週のSGH

 
  
 

今週のSGH 

関西創価高等学校のSGHの取り組みを随時更新していきます。

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高校3年模擬国連の取り組み

 本年度も高校3年生は模擬国連の取り組みを行っています。今年の議題は『ゼロハンガーを目指す食料流通システムの構築』です。

 
10/29 第1回国連総会
 第1回国連総会を開催し、地域クローズの基調講演、議長による会議の進め方の確認を行った後、着席討議、討議(ロビー活動)を開始、各国一斉に立ち上がり、他の国との交渉、相談を行いました。その後、まとまったグループからワーキングペーパーの作成を開始、他に参加できる国はないか、また、他のグループの方がより自国の要求を反映できるのではないかと、その場で多くの交渉が行われました。
 会場には来年模擬国連を行う2年生も見学をし、白熱する議論に驚き、興奮をしていました。
 最終的には5つのワーキングペーパーが提出され、次回改めてうち合わせを行った後、第2回国連総会を開催します。
 
10/14 地域クローズ作成
 クラスごとに地域クローズを作成しました。各国の状況・クローズをスピーチし、ロビー活動を行いました。
 その後、各国ごとに修正案を話しあい、地域クローズを絞っていきました。
 
10/7 リサーチ・クローズ完成
 始めに学年全体に向けて、模擬国連部のメンバーからクローズの作り方に関して、いい例悪い例を具体的に説明し、グループごとにリサーチをし、クローズを作成しました。その際も、模擬国連部のメンバーが、各国にクローズにアドバイスを行い、よりよいものにしていきました。
 

2017/10/28 高校1年GRIT 人権:「いじめ」と「いじり」身近な人権

 1年生のGRITでは「人権」をテーマに「いじり」と「いじめ」を考えるディベート風ディスカッションを行いました。
 「あだ名をつけることを禁止すべきである」という論題に対して、グループをつくり即興で立論・反駁を考え、他のグループと議論を行いました。勝敗をつけず、反駁を行った時点から、どうすれば解決できるのか、あだ名がいじめにならないようにするにはどうすればよいかをディスカッションしました。
 その中で出てきた案に「自分であだ名を決める」「本人の許可を得る」「嫌なことはいやという」などといった意見が出てきて、関西創価の信条である「他人の不幸のうえに自分の幸福を築くことはしない」の意識を高めることができました。
 

2017/10/20 高校3年GRIT JICA出前講座

 JICAから6名の方をお招きし、高校3年生対象に国際協力出前講座を開催しました。
 青年海外協力隊としての活動や現地の生活状況について写真や動画つきで具体的に紹介してくださいました。また、学年で行う模擬国連に向けて生徒が担当国として出す決議案条項について、経験に基づいてアドバイスをいただきました。リサーチを行うにあたり、google.comやgoogle.co.jpではなく、
担当国のドメインで検索することで得られる情報の違いなどを教えてくださったクラスもあり、今後にも活かせる内容になりました。
 また、学年模擬国連で役立つ情報やアドバイスをいただくだけでなく、生徒たちの進路や将来の夢に向けて行動を促す刺激的な講演であったという感想がたくさんありました。
 

高校2年 課題研究

 本年度も高校2年生はグループに分かれて課題研究を行っています。

10/29 リサーチ
 来週行われる大学院生への中間報告に向けて、調査の結果わかっていることは何なのかをまとめる作業を行いました。文献リストや調査内容をまとめる中で、さらに調べなければならないこと、現状わかっていないことは何かを考えることができました。
 
9/16 課題研究現状分析
 グループごとにあらためて課題研究のテーマ・目的・リサーチクエスチョン・仮説などを1枚にまとめ、それに自分たちでつっこみを入れ(疑問点をあげ)、論理的に正しいのか、表面的になっていないか、具体的かどうかを考えました。
 
9/2 夏のフィールドワーク報告
 課題研究のテーマに関連する創立者と海外の識者との対談集を読んでまとめた内容を発表し合いました。グループごとに7月に本を決め、グループごとに同じ本を読んでの発表でしたが、それぞれの生徒によって感じるところが違うことに驚いていました。
 その後グループで1つに発表をしぼり、その内容を他のグループ員も発表できるようにし、ジグソー法で再構成したグループでグループでの発表内容をさらに発表しました。
 

2017/10/7 グローバルシチズンシップセミナー
       (広島平和文化センター小溝理事長)

 10月7日 広島平和文化センターの小溝泰義理事長をお招きしてグローバルシチズンシップセミナーを開催しました。「核兵器のない平和な世界を目指して~広島・長崎のメッセージを世界にそして未来世代に~」と題して、広島が原爆が落とされたときの現状や、今行っている運動、核兵器禁止条約の現状について説明していただき、生徒への期待を熱を込めて語ってくださりました。

 被爆者は苦しみの中で、体験を話すのは復讐の連鎖からは何も生まれず、人間は知らなければそれだけ残酷なことができてしまうことをわかっているからだと説明してくださいました。
 核兵器がなくならないのは、核抑止という考え方があること。その考え方は相互不信をもとに、脅しをもって相手を制するものであるという異常さについて訴えられました。核抑止を訴えている人々も広島に来て、核の悲惨さを知ると、核廃絶に意見が変わったということを教えていただきました。

 「安全保障政策がすぐ変わるわけではないが、言い続ける努力をし続けた人にのみ変化が訪れる。信頼をもとにした新しい安全保障をつくっていかなければならない。一人一人違いがあり、かけがいのないものであるということを理解し、話し合い、知恵をだし、共通点をつくっていくという努力をするなかで、同じ人間家族の同胞であるという共通価値をつくることができていく。それは指導者だけではできない、市民社会が深く関わらなければならない」と説明してくださいました。
 さらに、「核兵器禁止条約は大国が反対しているのに、条約はなぜできたのかについて考えました。核兵器をめぐる事故も多くあり、第3次世界大戦の危機もあったということについて、核に依存していない国が危機感をもって、条約をつくっていったとの説明があり、将来核保有国が条約にはいることができるような条約にしていった。
 苦しみを知っている若者のつくる世界は信頼できるので、みなさんの力でつくっていってほしい」と期待を寄せてくださいました。
 
 午後に行われた質問会では、「核兵器の事故での被害がどういうものがあったのか、どうやってわかったのか」「核兵器をなくすことはできるのか」「高校時代にやってきてよかったと思うことは」「原爆を経験していない私たちが語っていくときに大切なことは」などの質問がありました。
 それらの質問に丁寧に答えて下さり、さらに、「無理だと思ったら、無理になってしまう。奴隷制なども変えることが難しいと思っていたことも、変えることができた。
 高校時代は近い友達、親子との関係が解決の積み重ねが外交において相手との関係のつくりかたになる。
 対話は誠実でなければなく、知恵を出さなければならない。そして、相手のことを学ばないといけない。
 勇気であり、粘り強さであり、明るさがないといけない、自分が好きじゃないといけない。」と教えていただきました。
 
◯生徒の感想
 「本当に核をなくしていかなければならない私たちは原爆の過去と被爆者の方たちの思いなどを聞いて、学んでいかなければならないと思いました。平和のためにと言うのは簡単だけど、行動を起こさないと意味がないし、学園生である今のうちに私たちがすべきことを見つけて行く必要があると思った(1年女子)」
 「核兵器投下に対する強い怒り、憎しみが強く伝わってきた。人々の心にすみつく、核肯定の心を立ち退かせることが大切。私たち青年が立ち上がることで変わる未来があると思った(2年女子)」
 「核についてもっと知るべきだと思いました。そして、小さいことからでも、何かアクションをおこし続けて、なおかつ、それをやりきることが重要であり、大切なことだと感じました。平和のためにたくさんの異なった種族の人たちと関わり合っていく重要性を学びました(3年男子)」
 「思いの強さを感じました。人間にはよくも悪くも無限の可能性があるという言葉がとても心に残りました。核のない世界の実現に向けて進んでいるときだからこそ、私たちのような若い世代が本当に大事なんだと感じたし、無限の可能性を信じて絶対にあきらめてはならないと思いました(3年女子)」
 

2017/10/5 UP 大阪大学医学部附属病院 吉田先生による人権講座
        医療がもたらす新しい「普通」

 UPとして、大阪大学医学部附属病院の小児科医である吉田先生をお迎えして、医療がもたらす新しい「普通」というテーマで講座を行っていただきました。UPで初めて現役の医師の先生をお迎えしての講座となりました。
 世界には貧困・紛争と同様に公衆衛生の脅威があり、強い抗生物質が効かない耐性菌をいかに早く見つけるかが課題になっており、国を越えて治療していくことが大切だとの話がありました。
 ハンセン病も医療の常識としては薬を飲めば治るということがわかっていても、平成8年までは隔離を強いられるように医療の常識が社会の常識になっていないということがあると生徒にとって新たな気づきのある内容でした。

◯生徒の感想
 「私もよくよく考えてみると気づかないうちに障がいへの偏見をもっていたのかもしれません。障がい者は支援学校に行くものだと思っていたけれど、選択肢を勝手に狭める権利もないのだと思いました。自分の行動を見直して、同じ方向を見ることができるのかを考えたいです。(1年女子)」
 「マジョリティーとマイノリティーの格差というのはがんなどの病気と同じくらい怖いと思いました。医学のことを深く知れ、視野が広がり価値観が変わりました。(1年男子)」
 「医療の普通と社会の普通が異なるという言葉にハッとしました。せっかく医療が進歩して、病気が治って、社会に戻ってきたのに、この溝のせいで、自殺を考えたりするということは悲しいと感じました。今の世界はとても進んでいると思っていましたが、実際は発展途上であり、治療はできるけれど、その後のケアなどの社会がそもそも追いついていないことに驚きました。技術だけじゃなくて、医療に携わるものは適切な人権感覚が求められると気づくことができました。(2年女子)」
 
 

2017/9/7・14・21 UP 創価大学佐々木先生による開発講座

 2学期最初のUPとして、創価大学の佐々木先生による「開発」をテーマにして3回連続講座を行いました

1回目「開発ー豊かさと貧困とは何か?」
 9月7日 佐々木先生に本校に来ていただき、「開発ー豊かさと貧困とは何か?」のテーマでUPを行いました。
 「貧困とは何?」を貧困はどのように測るのだろうか?世界は豊かになっているのだろうか?世界は平等になっているのだろうか?という切り口でさまざまな話をしてくださいました。ボスニア・ルワンダの状況を具体的な数値を用いて考え、世界の中で格差があり、「なぜ取り残されている人がいるのか?」を考えました。 
 
◯生徒の感想
「今日の講義で心に残ったのは、貧困とは何かということです。一部からみると世界は豊かになっているけれども、もう一つの側面からみると貧困層と富裕層の格差が広がっているということを知り、とても驚きました。貧困を解決するには、試行錯誤を繰り返し、「誰もおきざりにしない」との信条を大切に行動していくことが重要だとよくわかりました(1年男子)」
「今まで私は貧困をはじめとする諸問題を「誰が悪いのか」などの視点からみていることが多かったと思います。今回の授業で「誰のために、どうするのか」ということを考えなければならないことを第一に忘れないでおこうと思いました。また、日本に貧困が16%もあることに驚きました。とても他人事ではないかということを教えていただき、一層まじめに考えていかなければと思いました(2年女子)」
「今、自分の好きなものを買える環境にありますが、私だけ豊かな生活をしてよいのだろうかと思うことがあります。どうすれば豊かさと貧困の拡大の格差を縮めることができるかを考えたいと思いました(3年女子)」
 
2回目「生命の格差―健康と開発」
 9月14日 佐々木先生によるサテライト講義が行われました。今日のテーマは「生命の格差―健康と開発」でした。
 「生命に格差はあるのだろうか?」として、生まれた国や住む場所によって、生命の格差はあるのだろうか?あるとしたら、どのように格差を測るのだろうか?どのようにしたら、格差を取り除くことができるのだろうか?を講義してくださいました。
 世界の5歳未満児死亡・妊産婦死亡や「ラクの物語」を通して、今後の課題を考えました。 
 
◯生徒の感想
「驚いたのは、妊婦の人が世界ではとても多くの人が亡くなってしまうということです。そしてそれが国が違ったり、お金があれば、解決できてしまうことに衝撃をうけました(1年女子)」
「私は、先進国が技術を教えずひとり占めをするなという意見もあったが、自分もわかっていることを人に教えたくないと思う気持ちもある。自分が世界がこうあるべきだと思うのならば、自分も変わる必要あると思った(1年女子)」
「問題が複雑につながっているように、一つの問題を解決すれば、連鎖させることで解決させることができるはずだと思った(1年男子)」
 
3回目「将来の課題―持続可能なための開発」
 9月21日 今日のテーマは「来の課題―持続可能なための開発」でした。
 開発には明確な方法があるのか?これからの開発はどのようにあるべきか?私たちが理念とすべきものは?という題材で講義が行われました。
 開発計画の歴史を振り返り、安全保障との関わりや国連開発計画が掲げる「人間開発」を考え、持続可能な世界を目指す取り組みとしてのSDGsなどについて学びました。最後に、今後、誰一人取り残されない、すべての人が尊厳を持って生きれる世界を目指すことが求められていることを教えてくださり、生徒に期待の励ましをおくっていただきました。
 
◯生徒の感想
 「歴史を学んで、的確な答えを見つけることは、世界を平和にするために必要不可欠なことだと思いました。現状をグラフにするだけでなく、その現状をどうすれば解決していく音ができるのかを考えるところが本当のやさしさだと思いました。」(1年女子)
 「開発という分野から問題を見つめなおすことで、解決しなければいけない問題は誰かが考えるのではなく、私たちが解決策を探さなければいけないのだということに気づかされました。現在進行形で苦しんでいる人が私たちの地球の上にたくさんいるので、夢物語では終わらせず、SDGsを私たちが背負っていくことが重要だと感じました。」(1年女子)
 「具体的にどんなことをすれば新しい解決策を見つける能力がみにつくのかがずっと考えていました。その新しい解決策の根本には他人の不幸の上に自分の幸福を築くことはしないとの信条がなければ何のためにもならないと思う。まずは勉強に挑むことからはじめようと考えました。」(1年男子)

2017/9/16 弁護士による人権講座・GRITなど

 9月16日 各学年ごとにGRITが行われました。

GRIT 弁護士による人権講座・GRIT課題研究フィールドワーク振り返り(2年生)
 卒業生を中心とした弁護士11名が来校してくださり、2年生を対象に「人権」講座が行われました。各クラスに1人以上の弁護士が入って下さり、具体的な事例やモデル化した例を通して、刑法・民法などについて説明をしてくださいました。ときにはユーモアを交え、わかりやすく説明をしてくださいました。また、「成人」の定義はいつからか?などをグループディスカッションをするなど、権利などについて見直す機会になりました。
 
◯生徒の感想
「成人年齢について初めて真剣に考えました。考えてみると同じ年齢でも、社会に出る準備をしている人がいたり、経済的にも自立している人がいるので、難しいと思いました。自分ももうすぐ成人し、責任を自分で負う立場になるということを再確認できました。」
「弁護士というのが裁判をすることしか仕事を知らなかったけれど、依頼した人にオーダーメイドでよりそって1つ1つの事件に丁寧に対応されていて、あたたかい職業だと思いました。」
 
 
GRIT アカデミックライティング講座・模擬国連リサーチ (3年生)
 創価大学の木原先生が5月についで来校し、3年生対象にアカデミックライティング講座が行われました。「パラグラフライティング」をテーマに、グループを組んで、文章を読み解き、書いてみる練習をしてみました。2学期末から行う論文作成に向けての準備を行いました。また、模擬国連のリサーチも行いました。
 
 

2017/9/9・10 グローバルキャンプ

9/9(土)、10(日)の2日間、創価大学から留学生36名を迎え、高校1年生の185名がグローバルキャンプに参加しました。グローバルキャンプには学年の半数以上が参加し、2日間の活動を全て英語で行いました。
 1日目は、留学生による自己紹介の後は、アイスブレイキングを行い、生徒達は自分の思いを英語で伝えようと、ジェスチャーを交えながら必死に取り組んでいました。その後、留学生がグローバルイシューに関するプレゼンテーションを行い、生徒達は、様々な観点からリサーチを進めていくことや自分の意見を伝えることの重要性を学んでいました。
 2日目は、夏休みから各グループでテーマを決めて探究してきたグローバルイシューについて、1人1台のタブレットを大活用し、各グループがディスカッションを重ねグローバルイシューの現状や解決策をポスターにまとめ、発表しあいました。探究をさらに進め、身近なところから解決のために行動を起こしていくことを決意していました。その後は、ランチパーティー等を行いました。
2日間のグローバルキャンプで語学の大切さを学び、グローバルイシューへの関心が高まった生徒達は、勉学へのさらなる挑戦を約しあっていました。
 

◯生徒の感想
「グローバルイシューのディスカッションを通して、世界には、一日を過ごすことがやっとの方々がたくさんいて、常に危険と隣り合わせであるという状況を知りました。私たちが普通にご飯を食べることができ、学校で学んでいることがどれほど尊いものなのかを改めて痛感しました。」

「ディスカッションを通して、自分達で考えていた内容を、グローバルな視点で見つめ直すことができ、考えが深まったのでよかったです。また、プレゼンテーションをする際、自分の英語力が不十分だと痛感したので、これからは世界に通用するほどの英語力をつけるため頑張りたいです。」

 

2017/9/7 核兵器禁止条約採択に関するセミナー

 9月7日 核兵器禁止条約が国連で採択されたことをうけてのセミナーを開催しました。
 まずはじめに核兵器の現状に関するビデオを最初に鑑賞をしました。
 次に広島研修に参加した中学校2年生が、被爆体験を聞いた感想と決意を発表、核廃絶を研究し海外フィールドワークに参加した高校生が学んだこと、今年ラーニングクラスタで研究していることを発表しました。
 「核兵器のない世界へ」とのテーマでミドルベリー国際大学院モントレー校不拡散研究センターの土岐雅子さんによる講演が行われました。
 現在の国際状況、核兵器禁止条約、軍縮不拡散教育の重要性、一人ひとりにできることについてお話をしてくださいました。
 冷戦終了後も現状でも15000発の核兵器が存在し、そのために対立が起きていることを説明。そして、核兵器は化学兵器や生物兵器と同様に禁止をするという条約が国連で7月に採択されたことを解説してくださいました。
 核兵器を容認する思想を克服すべきであり、そのために教育が大切であり、核廃絶のために不断の精神闘争が必要で、絶望を打ち破る希望、恐怖や憎悪にも屈しない勇気を創造してほしいと熱心に語ってくださいました。
 

2017/9/2 グローバルシチズンシップセミナー(国連WFP協会岡田千絵さん)

 9月2日 全校生徒を対象にSGHグローバルシチズンシップセミナーを開催しました。
講師は、国連世界食糧計画WFP協会の岡田千絵さん。ご自身の留学体験から始まり、世界的IT企業法人部を経て、アフリカの子どもたちの開発教育に携わり、現在WFP協会で食糧支援を初めとする様々な取り組みに奮闘する様子を赤裸々に語ってくださいました。
終了後も希望生徒との懇談会をとってくださり、特に「世界の飢餓を解決するための食料流通」をテーマに学年模擬国連に挑戦中の高校3年生は岡田さんからたくさんの質問をしていました。
 

2017/9/2 GRIT 夏のフィールドワーク報告

1年生はフィールドワークとして行ったインタビューをまとめたポスター発表を行いました。このインタビューは夏休みに一人一人が四分野(環境・開発・人権・平和)に関する身近な人にしてこようという課題でした。
 グループごとに一人ずつが発表を行い、その中で一番よかったポスターをみんなの前で発表をし、お互いの経験をシェアしました。その後、他の人のポスターも歩いて見学し、たくさんの意見交換を行いました
 2年生は、課題研究のテーマに関連する創立者と海外の識者との対談集を読んでまとめた内容を発表し合いました。グループごとに7月に本を決め、グループごとに同じ本を読んでの発表でしたが、それぞれの生徒によって感じるところが違うことに驚いていました。
 その後グループで1つに発表をしぼり、その内容を他のグループ員も発表できるようにし、ジグソー法で再構成したグループでグループでの発表内容をさらに発表しました。
 

2017/8/29 交野市長と語る会

 8月29日午前、交野市より黒田実市長をはじめ6名の方をお迎えして、「市長と語る会」を本校にて開催しました。
本校からは、広島フィールドワークに参加した生徒の代表が参加し、英語での学校紹介やプレゼン発表、ポスター紹介を行いました。黒田市長への質疑応答では、交野市で行われている平和への取り組みについて活発な意見交換が行われました。平和な世界を築くために、特に若い世代が記録を残し、記憶をつないでいくことの大切さを教えて頂きました。
生徒の感想: 懇談で最も大切だと感じたのは、市長もおっしゃられていた、若い世代に戦争や核兵器の悲惨さと平和の大切さを伝えていくということです。そのためには、まず身近なところから一人一人が対話を通して、戦争や平和について伝えていくことだと強く実感しました。また、その行動を広げ、平和を築いていくのは私たちの重大な使命であると考えています。(高校1年 男子)

今回の会で、戦争を知らない僕たち若い世代から積極的に学んでいくこと、そして同世代の周りの人に広めていくことがとても大切だということを学びました。実際に交野市民の方でも、戦争の中で攻撃を経験している方々のお話を聞いたのは初めてだったので、より身近に感じ人ごとではないんだということをさらに強く感じました。僕は、戦争の本当の恐ろしさを知っている人がだんだん減っている現在だからこそ、今、生の声が聞けるうちに、知る人がいなくなってしまう前にしか聞けない、学べないことがあると思います。なので出来ることはできるだけ急いでしなければいけないと感じました。貴重なお話を本当にありがとうございました。(高校2年 男子)
 
 市長のお話を聞き、若者がこれからの未来を担う使命があることをあらためて実感したとともに、平和の思想をまずは身近な足元から広げていくために、私たちが学園で学んできたことを地域(交野)に還元していきたいなと強く思いました。
 ただ平和学習を行うだけではなく、そこで学んだことや感じたことを他者と共有したり、今後どのように日常に反映するのかを考え行動することに意味があると思いました。人の数だけ異なる考えが存在するので核廃絶や平和というのはとても複雑で難しい問題なので私たちにとっては遠くに感じるかもしれないけど、できることは身近にたくさんあると思うので、これからも学ぶ姿勢を忘れず平和に貢献できる人材に成長します。(高校3年 女子)
 

2017/6/22 UPクラス「カンボジアにおける教育支援」

 6月22日UPクラスは奈良教育大学から森本弘一教授をお迎えして開催しました。
森本先生は学校教育学の博士であり、奈良教育大学で理科教育・生物教育を専門に教鞭を執っていらっしゃいます。また社会活動として、長年JICAのカンボジア理数科開発教育にも取り組んでおられ、2002年にはカンボジア王国政府より感謝状を戴かれております。
 さらに2005年には日本理科教育学会より学会賞を受賞されるなど、理科教育のエキスパートであられます。
今回は、私たちがテーマとしている「環境・開発・人権・平和」の分野から「開発」にかかわるお話として、「カンボジアにおける教育支援」をテーマに貴重なお話しを聞かせいただきました。終了後も次々と生徒が質問を行うなど感動の1時間30分でした。
 生徒の感想です。
「知識人や教員、医師など多くの人々が殺された内戦があったことは知っていたけれど、今の教育事情はその負の遺産を引きずり、様々な支援を必要としていることに改めて驚きました。教科書はあって当たり前で、通学路は安全で当たり前で、電気も水もあるのが当たり前な自分の学校生活は世界では珍しいと認識しました。今与えてもらっている環境を最大限に活用し、いまその生活を支えてくれている多くの国の多くの人々に返すことができたら嬉しい。自分も森本教授のように教育の分野で貢献したいと思います。」
 
 

2017/6/7~9 GRITの探究プランを大学で発表

 6月7日~9日、高校2年生は東京の創価大学へ。
 全員が数名1チームで取り組んでいるGRITでの探究課題について、大学の専門家の前でプレゼンしました。
 SGHプログラムは年々PDCAサイクルが機能し、見直しが図られています。昨年までは、1年で「環境・開発」を、2年で「人権・平和」を探究してきましたが、本年からは、1年で4つの全分野を学び、2年からコアなテーマを設定し、チームでの本格的な探究活動を行っています。創価大学でのプレゼンは、その探究プランと仮説について行い、アドバイスを頂戴する時間としました。
 それでも探究の進んでいるチームはかなり深い内容までプレゼンし、大学の先生もうなる場面も。また「ゴキブリの生態の変化に見る環境問題」に取り組むチームには実際に育ててデータをとるようにとの助言。厳しい!
 
 

2017/5/25・6/1・6/15 UPクラス「貧困・開発・平和」を考える

 本年度のUP(University Partnership) Class は「平和」をメインに始まりました。  創価大学平和問題研究所から石井教授をお迎えしての講座も3年目。これまで「軍縮・開発・平和を考える」と題して行われてきた授業は、本年「貧困・開発・平和」として最新の内容にバージョンアップ。担当する本校教員も学ぶことばかり。
 5月25日、6月1日は創価大学からサテライトで、6月15日には本校にお見え頂き、「難民」の認識一つとっても大きく生徒の心を揺さぶる感動の授業でした。ここから「環境・開発・人権・平和」へとさらに広げて学びを進めてまいります。
 生徒の感想です。
「軍事費を5%削減するだけで、どれほど途上国の支援が進むのか、さらにSDGsの1と2が資金の面だけでもこれほど解決できると知り驚きました。社会や世界から孤立してしまっている人々よりも国家を優先してしまい、人間の安全保障よりも国家の安全保障を優先している事実。途上国の子どもたちにとっての給食が学校へ行く動機の一つにもなっていることを知り、今後の支援のあり方を友と語り合いました。最も苦しんでいる人たちの最大の味方となっていきたいと決意しました。」
 
 

2017/5/6 SGHアカデミックライティング講座を開講

 SGHの総仕上げは、模擬国連を行い、地球的課題を探究しての論文作成。そこで提携している創価大学より木原先生をお招きし、5月6日に「アカデミックライティング講座」を開講。
 初めて聞く本格的な論文作成のノウハウに生徒は興味津々。加えてSGHの探究活動とともに使い慣れてきたICTを駆使しての受講です。もしSGHになっていなかったら、こんな展開もこんな経験もあったかしらと思うことがたくさんあります。21世紀だけではなく、22世紀も決定づける使命ある子どもたちをさらに伸ばしていきたいと思います。
 
 

2017/4/15 環境フィールドワークを校内で実施

 4月15日、新入生を対象に環境フィールドワークを実施。
交野市の豊かな自然を取り入れた本校のキャンパスには800本の桜や小川や池などがあります。広大な敷地を12のエリアに分けて、それぞれにミッションを与え、調査しました。
 「白鳥の池」の水質調査では、多くの生徒が初めて水質検査キットを使い、少し興奮ぎみ。身近な環境に興味を持ち、そこから世界への感心を広げる。まさにSGHとして育みたい心です。全て終了したら教室に戻り成果を発表。探究心が高まりました。
 
 

2017/4/1~4/5 「クリティカル・イシューズ・フォーラム(CIF)」参加

 核兵器廃絶問題に関する国際会議「クリティカル・イシューズ・フォーラム(CIF)」
 グラバー邸では長崎の雄大な水と山々の景色を眺め、核廃絶に向けての意気を高めました。3年生の赤岩君と山岸さんはアメリカ人やロシア人の生徒や他の日本の参加者とすべて英語で仲良くなろうとしていました。
 彼らが築く絆が、核廃絶への道を前進させるための非常に重要なものになると確信しています。
4/2(2日目) 午前中は各校それぞれがプレゼンテーションのリハーサルを行いました。
 その中で、活水高校の生徒より「振袖の少女」と呼ばれる長崎で被爆した二人の少女の話の朗読や活水高校吹奏楽部の素晴らしい演奏がありました。
 午後は、CIFの全参加者で長崎平和公園と爆心地を訪問しました。ほとんどの参加者にとって、原爆被害を伝える記念碑などを見るのは初めてであり、とても貴重な経験となりました。その後、長崎原爆資料館を訪問。そこで目にする展示品の品々に、参加者は終始言葉を発することができませんでした。
 そして、最後に参加者全員で被爆者の話を被爆者から直接英語で伺いました。語っていただいたのは83歳になられる方で、11歳で被爆し、その時の経験を話してくださいました。その日、爆心地より2.3キロ離れたところにおり、幸運にも彼と彼の弟は家の奥にいたため、生き延びることができたとのこと。青白い光を見た直後、凄まじい爆音を聞き、彼らの家は倒れ、近所の人々が泣き叫んでいたそうです。しかし、何よりも痛ましかったのは、彼と弟で爆心地近くで働いていた父親を探しに行き、その亡骸を見つけたことでした。「この世から核兵器をなくすために、あなた方の力をどうか貸してください!」と最後に懇願し、話を終えました。
 アメリカの生徒も、ロシアの生徒も、そして日本の生徒も、みなその思いを心に刻み今日のプログラムを終えました。
 
 4/3(3日目) 日米露の3国の高校生がそれぞれ、核廃絶へ向けてのプレゼンテーションを行いました。
 本校生徒は午後2時40分から発表し、最後の最後まで自身に挑戦し、本当に素晴らしい発表をすることができました。
 二人のプレゼンテーションは、いかに包括的核実験禁止条約批准のために教育が大切かということについてでした。二人は学校で行ったアンケートの結果などを駆使して、更なる教育がいかに必要なのかを訴え、高校生が核兵器の問題や包括的核実験禁止条約や核不拡散条約などを学べる教育カリキュラムを提案しました。
 その中で、そのカリキュラムに収められている、第五福竜丸に関するスライドを使ったプログラムを紹介しました。スライドを見た後、被害者に対する励ましやお悔やみの手紙を綴るといった、共感や同苦の心を育むアクティビティへとつなぎ、最後に青年による行動を呼びかけ、プレゼンテーションを終了しました。会場からは賛同の拍手がやまず、二人の誇らしい笑顔が弾けました。
 
 4/4(4日目) 福岡にあるアメリカ総領事館広報の方のお話しを伺い、その後、日米露の高校生によるプレゼンテーションが続きました。
 昼食後、爆心地から500メートルほどしか離れていない被爆校である城山小学校を訪問しました。学校の建物の一部は原子爆弾の爆発に耐えた部分もあり、その建物の中に入ることができました。その建物では、つい最近も当時亡くなられた方の骨が見つかったそうです。
 その後、アフリカにあるブルキナファソ出身の方で、フランス語と英語を話し、地球物理学の博士であるラッシーナ・ゼルボ包括的核実験禁止条約機関準備委員会事務局長によるセッションが行われました。
 関西創価高校卒業生が「核抑止論という考えをどうすれば乗り越えることができますか」と質問し、ゼルボ氏は道徳的革命が必要であると答えられ、現在の核禁止条約の議論よりも、まず全ての核保有国を含めた包括的核実験禁止条約の批准に力を集結することが必要であると答えられました。そして、包括的核実験禁止条約が核のない世界への第一歩となると述べられました。
 最後に、全参加者とゼルボ氏で記念写真を撮り、今後の深い友情を約束し合いました。
 

 

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