EarthKAM 概要・取り組み
EarthKAMの概要
EarthKAMとは、「Earth Knowledge Acquired by Middle school students」の略で、アメリカの中学校が参加し、スペースシャトルに搭載されたカメラより地球の写真を撮影して、理科・社会科の学習や課外活動に利用するという教育プログラムです。
今回はじめて日本とドイツの学校が参加できることになりました。日本では関西創価中学校・高等学校と高知県伊野町立伊野中学校(高知県吾川(あがわ)郡伊野町)・茗溪(めいけい)学園中学校(茨城県つくば市)・富山県富山市立山室中学校 (富山県富山市)のグループが参加します。
詳しくはこちらをご覧ください。
さらに、関西創価学園では以下のプロジェクトを予定しています。
1.鏡を用いて太陽光を反射させ、シャトルから撮せるか
地上から見たシャトル及び太陽の方位と高度を計算により求め、アルミホイルを貼ったボードで太陽の反射光をシャトルに送り、写真に写せるか挑戦する。 →写真
併せて、シャトルから送られてくるレーダー波を反射するアンテナも設置し、本校の位置が画像中に写るようにする。
2.湖沼の水質汚染を検証
世界各地の主な湖沼の画像を撮影し、水質汚染の状況を比較・検証してみる。
併せて、参加各校にE-mailで呼びかけ、湖画像データベースを立ち上げて、今後国際宇宙ステーションに引き継がれるEarthKAMプロジェクトで継続的に観測を行い子供達による湖の環境汚染監視システム的なものに発展させたい(昨年11月16日、ロシア国際高等教育科学アカデミーのシュクシューノフ総裁が本校に来校されたおり、EarthKAMプロジェクトの話題となり、示唆があった)。
3.渡り鳥の生息環境の追跡調査
日本に飛来する渡り鳥(ガン・カモ類)の繁殖地や越冬地になっている湿地帯や湖沼の環境を、撮影画像より確認する。
4.画像処理の可能性を検証
撮影された画像に画像処理を加えることで、植生調査などに応用できないか可能性を検証する。
5.地理授業における撮影画像の活用
- 国境地域の画像→国境画定要件の考察(自然的、人為的国境)
- 山岳地帯の立体画像→高度と植生の関係
- 世界主要都市の画像→都市の発生要因の比較検討
- 海岸地形の画像→自然海岸と人工海岸の比較
- 湖沼の画像→形態的分類
- 河口域の画像→デルタの形態的分類
- 日本首都機能移転候補地域の画像→それぞれの地域の比較検討
6.雲画像の天気図との比較(理科授業での活用)
天候が悪く撮影地上空に雲がかかっていても、特徴的な雲画像が得られた場合、その地域の天気図を入手し、理科の教材として活用する。