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   核の恐怖 〜ムルロア環礁〜 写真を見る
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 ムルロア環礁は行政的には、トゥアモトゥ諸島全域とともに、フランスの海外領であるポリネシアに含まれています。ムルロア環礁は、海中に沈んだ死火山と思われている山の頂上にできたサンゴ礁の島です。
 ここは人口の集中する島から遠く離れていたため、1966年にフランスの核実験場になりました。当初行われていた大気圏内核実験は環礁に甚大な被害が出たため、75年以降は地下核実験に切り替えられ、95年までに実に181回もの核実験を繰り返しました。
 一連の実験による放射能汚染により、ポリネシア周辺では白血病・癌患者が増加しています。特に子供の障害は顕著に現れているそうです。しかしフランス政府は、環境には影響がなく健康も害さない、また放射能汚染も無いと主張しています。
 しかしこの問題は「核実験反対」だけを訴えればすむような単純のものではありません。核実験場が周辺住民に雇用を提供していたため、「非核」を叫べない人々もいたのです。
 非核を実現させるためには、島嶼国の主体性を確立する必要があり、周辺諸国は南太平洋フォーラムなどを開催して平和のための連帯を広げています。
フランス領ポリネシア ムルロア環礁
緯度 南緯 21.61°
経度 西経 138.74°
撮影時刻(GMT) 2001/10/16 19:28:52
撮影時刻(現地時刻) 2001/10/16 10:28:52
ISSの飛行高度 405.0Km


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